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1973年のピンボール数年前に帰国した後、最初に読んだ和書は意外なことに、図書館で借りた村上春樹でした。

男とねずみ(もう一人の男)の物語。
この男って村上だよね。完全にかぶせて読んじゃってたけど。

最初に出てきた土星人やら火星人やらの話で読む気になったけど、後半はへんてこ度はマイルドでした。
ピンボールマシンとの再会を執拗に欲している辺りのどこがマイルドなんだと言われたらそれまでだけど。
男と同居している双子のポイントがかなり高かったです。

別に何が起こるワケでもなく、日々仕事に追われているごく普通の日常の話ではあるんですが、何だかその平和さ加減が良かったです。

何でピンボールだよ、とは何度となく思ったけど(笑)
 
Curtains: Adventures of an Undertaker-in-TrainingAn off-the-shelf casket measures 24 inches across but the fact is that a growing number of corn-fed North Americans do not. They have a hard enough time finding belts, or fitting into airplane seats, and when they die, they represent an under-addressed market. In answer, Batesville, one of the big casket manufacturers, has already retooled its plants, launching a line of plus-sized caskets called Dimensions ("New Caskets to Offer a Little Extra Room for Life's Final Journey"), and the Goliath Casket, Inc., of Lynn, Indiana, which covets the big-and-tall niche, manufactures a 52-inch-wide casket (almost four and a half feet) nicknamed, among the likes of us, the B-52.

"CURTAINS: ADVENTURES OF AN UNDERTAKER-IN-TRAINING"作品記事
 
Glimpse (Zellie Wells Book 1)Zellie Wells1巻。エスパー能力を発揮する女の子Zellieの物語。
力を発揮するきっかけとなるのは true love (本気か・・・)
ゼリイはAveryと恋に落ちて、人の死期を見る能力を発揮するようになります。

昔ゼリイのママの能力発揮のきっかけとなったのは、他でもないアベリのパパ。
一緒になったら命を落とす未来を垣間見たため泣く泣く別れた2人でしたが、そんな2人が今さらになってヨリを戻したものだから大騒ぎ。2人はゼリイとアベリの仲に猛反対します。

そしてゼリイが新たにRemindという能力を発揮して、結果アベリのパパが死亡。てっきりゼリイが殺したと思いこんだ周囲はショックを受けてしまいます。
アベリに嫌われ両親には見放されたと絶望するゼリイに現れた強い味方は、死んだと聞かされていたおばあちゃん。
ゼリイの能力について色々教えてくれます。使い方もね。
 
HiddenYou have a choice to make.
You have a promise to keep.
We all do.

でも結局何を選び何を守るかは自分次第で、その選択肢に何人の人が関係してきても、選ぶ答えはそれぞれで、2人にそれぞれチョイスが与えられたら、事はひとつでも2人が別々の答えを出すかもしれない。
こうしようと約束したって《時》というものがどう働くか、その場の者たちにはよくわかりはしない。
200%確実でも、10年後の200%は400%の別の物事に突き動かされて違う方向に転がり始めるかもしれない。

closure というのは、自分で決めるものだというメッセージ。
自分のためのものだから、相手のため人のためという言葉を使っても結局は自分のための結末を選んでエンドラインを引かなければいけない。
自分勝手かと聞かれたら、そうではないだろう。ただ closure とはそういうものなのだろう。何も誰も悪くない。
線引きをしなければ人は前に進めない生き物なだけだ。
黙っていたTish、つまりJeffとの約束を守ることを選んだTishは、自分勝手とは程遠かった。
ClaireもTishも、自分が一番近くJeffを感じられるカタチでそれぞれがケジメをつけただけだろう。

「隠す」ことは嘘なのかということもとても語られるんだけど、主観性と客観性でどうにでもとれるものだから、答えは断言できない。
でも秘密を墓場まで持っていくという行為は、すでに何よりも相手に対する commitment なのではないだろうか。

自分の選ぶ決断の中で幸せになるということ。
《幸せ》というのも選んでなるものなのか。

人生、幸せも不幸せもとりかえしがつかない――

Book Hangoverになりました。
It was unexpectedly good,
brutal and haunting.
 
The Language of Flowers: A NovelFoster KidのVictoriaが9歳の時に預けられた家の女主人Elizabethは、Vineyardをきりもりしながら花園の世話をして料理をし、人間不信だったビクトリアに生きていくうえでの知識を全て与えてくれました。
母子になれるはずだった2人は、歯車ひとつズレてしまったせいで起きた火事をきっかけに引き離されてしまい、ビクトリアは18歳でシステムを卒業するまでGroup Homeで誰の家族でもないまま過ごします。

家も仕事もないまま、公園で寝起きするようになるビクトリア。
自分が知っているのは花だけ。できることも花の世話だけ。花屋で働くようになります。
人との距離は相変わらず縮められないし、コミュニケーションもとれない。でも花を通すと、途端に言いたい事を理解し表現することができる。クチコミで少しずつ彼女はサンフランシスコでも人気の花職人になっていきます。

そんなビクトリアが恋に落ちるのは、市場に花を卸している彼女とは別の花職人のGrant。
なんとエリザベスの甥っ子。
2人の恋は、グラントの静けさがものすごく良かった。
難しいビクトリアを静かに好きな彼も、ビクトリアが置き去りにした娘にひと目で恋に落ちて totally devoted な彼も、いつかビクトリアが戻ってきてくれるようにと娘をヘーゼルと名付けた彼も、ごはんを作る彼も、花でビクトリアとコミュニケーションがとれる彼も、苔の意味をちゃんとわかってくれた彼も、グラントの愛は静かで。

根がなくても育つ苔の花言葉が《母の愛》なら、自分にもできるかもしれないと思ってくれたビクトリアも嬉しかったです。

"I believe you can prove everyone wrong, too, Victoria. Your behavior is a choice; it isn't who you are."

すごく良かった。事件が起きて人が死ぬとかそういうのではなくて、Life Changingなイベントは起きますがあくまで本人たちにとってだけで、世の中は何も変わらず回り続けます。


 

tomomi

Author:tomomi
怒ってないよ。こんな顔なんだって。
手のりザルいかが。

好きな作家:Douglas Coupland/
John Green/Neal Shusterman/京極夏彦

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